公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)ビームライン技術推進室 定年制研究員(技術担当)【公募No.23J002】

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公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)ビームライン技術推進室 定年制研究員(技術担当)【公募No.23J002】

 公益財団法人高輝度光科学研究センターでは、定年制研究員(技術担当)を以下の要項で募集します。

1. 募集人員

 ビームライン技術推進室
 定年制研究員(技術担当) 2名

2. 募集分野と業務内容

 ビームラインはSPring-8の高品質な光を利用者の用途に合わせて加工し、安全に提供するシステムです。本公募では、ビームラインの基幹部を横断的に維持管理しつつ、将来を見据えた高性能化業務を担う方を募集します。
 放射光分野での経験を問いませんが、以下の何れかの技術経験を有し、ビームラインにおける広汎な技術課題を室のメンバーと協力して洗い出し、意欲的に課題解決に取り組む方を特に歓迎します。所属チーム・主たる業務は、技術経験等を考慮の上、採用後に決定します。

  • 光学系チーム
    分光、偏光、集光など、光の特性を利用に応じて自在に切り出す光学機器の維持管理・高度化業務、光学、伝熱工学あるいは材料力学に関わる実験や解析の経験のある方を歓迎。
  • 輸送チャンネルチーム
    X線光学素子の冷却や放射線環境・超高真空雰囲気において、精密に姿勢制御する輸送系機器の維持管理・高度化業務、精密機器あるいは冷却機器の設計・組立調整や有限要素法などによる解析の経験のある方を歓迎。
  • 放射線遮蔽チーム
    法令に則った放射線遮蔽機器の維持管理・高度化ならびに遮蔽計算業務。放射線遮蔽機器の設計やモンテカルロシミュレーション等による放射線遮蔽計算の経験のある方を歓迎。
  • フロントエンドチーム
    放射線環境下における超高真空対応の高熱負荷機器の維持管理・高度化業務。材料科学あるいは伝熱工学の知識に基づき超高真空高熱負荷機器の設計や解析の経験のある方を歓迎。
  • ビームライン制御チーム
    ビームライン基幹部の精密駆動機器の制御やX線検出器の維持管理・高度化業務。機器制御、検出器、インターロックの設計や実装あるいは大規模データ活用支援の経験のある方を歓迎。

3. 応募資格   

 ・大学院理系分野の修士または博士の学位取得者又は着任日までに取得予定者
 ・大学院理系分野の修士または博士の学位取得者と同等以上の能力を有する方で当該業務を推進することに対して意欲のある方

 広く人材を募集しますので、詳細を知りたい方は、「15. 問合せ先」に記載された連絡先にお気軽にお問合せください。
 ※リモート会議も可能です。

4. 採用時期  

 可能な限り早い時期

5. 試用期間

  着任日より6ヶ月

6. 就業場所

 公益財団法人高輝度光科学研究センター
 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1

 なお、上記以外の就業場所において勤務する場合もあります。

7. 待遇

 勤務時間:9:00~17:30(12:00~13:00休憩)
 給  与:
  基 本 給:経歴に応じて決定
      【基本給モデル】
      大学卒 205,300円
      修士修了 229,300円
      博士修了 260,300円
      ※参考:月額給与のモデル
       博士修了後、経験5年:367,000円*
       *基本給+研究手当+超過勤務手当(20時間実施した場合)
  諸 手 当:超過勤務手当
       研究手当(基本給×4.5%)
       扶養手当
       通勤手当(上限55,000円/月)
       住居手当(上限28,000円/月)
       深夜手当
  期末手当:(基本給+研究手当+扶養手当)×4.4ヶ月(2022年度実績)
  昇  給:年1回(4月)
  休  日:土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(12/29 ~ 1/3)
  休  暇:年次有給休暇、特別有給休暇 (季節休暇、慶弔休暇、その他財団で定める休暇)
  各種保険:健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険が適用

8. 応募方法

 (1)提出書類
    〔必須書類(①、②、③、④)〕
  ①  履歴書
   ・財団指定様式(写真貼付)をご使用ください。【履歴書用紙 PDFファイル/MS Wordファイル
   ・手書きでの記入は不可とします。
   ・履歴書左上に「【公募No. 23J002】」と記載してください。
  ②  業務実績あるいは研究実績
   ・これまでの業務実績あるいは研究実績の概要(A4用紙3枚以内)
  ③  業務計画
   ・着任後の業務計画について(A4用紙2枚以内)
  ④  類型該当性の自己申告書
                    
   〔該当時必須書類(⑤、⑥)〕
  ⑤  業績リスト
   ・技術報告書、技術論文、発表論文・学会発表のリストについて公開できる範囲(A4用紙枚数制限なし)
  ⑥  企業内論文冊子、学会誌、技術系雑誌等への寄稿文、代表的な研究論文の別刷等(5編以内)
   ・公開できる範囲で提出してください。
   ・様式は自由です。
   〔任意書類(⑦)〕
  ⑦  「推薦書」または「応募者についての意見を伺える方の氏名、所属、連絡先」(いずれも複数可)
   1) 「推薦書」について
    ・推薦書の様式は自由
    ・推薦者は、当財団関係者は不可
    ・推薦書は、自薦不可
   2) 「応募者についての意見を伺える方の氏名、所属、連絡先」について
    ・意見を伺える方は、当財団関係者は不可
    ・意見を伺える方の、氏名、所属、連絡先(電話番号及びメールアドレス)を
     A4用紙に記載の上、お知らせください。

9. 書類提出方法  

(ⅰ)PDFファイル形式でjinji-saiyo[at]spring8.or.jp(※[at]は@に置き換えてください。)へ
   提出書類①・②・③・④・⑤・⑥・⑦-2を送付
(ⅱ)送付にあたっての留意事項
   ・メールの件名は、「【公募No.23J002】応募書類-氏名」としてください。
   ・添付ファイル名は、「氏名-書類名」としてください。
(ⅲ)「提出書類_⑦-1推薦書」の提出
   ・推薦者から、直接PDFファイル形式でjinji-saiyo[at]spring8.or.jp(※[at]は@に置き換えてください。)への提出を
    依頼してください。
   ・メールの件名は、「【公募No.23J002】推薦書」としてください。
   ・推薦書には推薦者の自署を必須とします。

 なお、書類提出方法に関して懸念事項・問題等がある場合は、「15.問合せ先」の研究支援部総務人事課へ
 電話またはメールにてお問合せください。

10. 個人情報の取扱いについて 

 ご提出いただいた書類は、採用審査の用途に限り使用されます。
 これらの個人情報は正当な理由なく第三者へ開示、譲渡及び貸与されることは一切ありません。
 なお、応募書類は返却致しませんので、予めご了承ください。

11. 「外国為替及び外国貿易法」(外為法)について

 外為法に基づく「みなし輸出」における管理対象の明確化や、職員への機微技術の提供に関する事項に
 ついて改正が行われ、応募の際に「類型該当性の自己申告書」の提出が必要となりました。また、採用時
 には「誓約書」の提出が必要となります。

12. 応募締切      

    2023年12月19日(火)15時必着(日本時間)

13. 選考方法・日程(予定) 

 (1)書類選考(12月下旬頃)
   応募締切以降、書類審査を実施し、通過された方にメールで専門面接の日程を連絡します。
 (2)専門面接(1月中旬頃)
   書類審査を通過された方に、専門面接を行います。
   なお、専門面接を通過された方にメールで一般面接の日程を連絡します。
  ・専門面接は、40分でプレゼンテーション及び質疑応答それぞれ20分です。
  ・テーマは、以下の2項目です。
   ①業務/研究実績
     自身がこれまでに行ってきた技術開発や技術研究等の内容・業績について
   ②業務計画
     今回の募集分野と業務内容に関連した、今後の業務の展開やアプローチ方法、
     課題に対する研究開発計画等について
 (3)一般面接(1月下旬頃)
   役員による面接です。

14. 応募書類送付先

  研究支援部 総務人事課
  e-mail:jinji-saiyo[at]spring8.or.jp ※[at]は@に置き換えてください。

15. 問合せ先   

  ・募集分野及び業務内容、並びに応募資格については、以下にお問合せください。
    ビームライン技術推進室 室長 大橋 治彦
    e-mail:hohashi[at]spring8.or.jp ※[at]は@に置き換えてください。
    TEL:0791-58-0831

  ・上記以外については、以下にお問合せください。
    研究支援部 総務人事課 坂本/垣口
    e-mail:jinji-saiyo[at]spring8.or.jp ※[at]は@に置き換えてください。
    TEL:0791-58-0951
    〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1

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