分光・イメージング推進室
分光・イメージング推進室の概要
分光イメージングチームは、アンジュレータを光源とする硬X線ビームラインBL37XU、BL39XUと軟X線ビームラインBL25SU、BL27SUを担当しています。これらのビームラインにおいて、高輝度放射光の特性を活用したX線分光(X線吸収・発光分光)計測の利用支援を行うとともに、イメージングや時分割計測などの高度な要素技術を取り込むことで分光計測法を発展させ、先鋭化するSPring-8の利用ニーズに応えることで利用成果の創出を推進しています。
また、SPring-8-IIに向けたビームラインの高度化・再編を進めており、次世代光源の特性を最大限に活かすための新規分光計測法の開発とそれを活用する最先端の研究基盤の構築を目指しています。
主要メンバー
室長
登野 健介
○部付き
室長補佐 | 片山 真祥(主幹研究員) |
主席研究員 | 上杉 健太朗 |
主席研究員 | 池本 夕佳(兼務) |
研究員 | 宇留賀 朋哉 |
研究員 | GUEYE Ibrahima(兼務) |
博士研究員 |
FAN Dongxiao(兼務) |
また、本推進室は以下の4チームによって構成されています。
○分光イメージングチーム
分光イメージングチームは、アンジュレータを光源とする硬X線ビームラインBL37XU、BL39XUと軟X線ビームラインBL25SU、BL27SUを担当しています。これらのビームラインにおいて、高輝度放射光の特性を活用したX線分光(X線吸収・発光分光)計測の利用支援を行うとともに、イメージングや時分割計測などの高度な要素技術を取り込むことで分光計測法を発展させ、先鋭化するSPring-8の利用ニーズに応えることで利用成果の創出を推進しています。
また、SPring-8-IIに向けたビームラインの高度化・再編を進めており、次世代光源の特性を最大限に活かすための新規分光計測法の開発とそれを活用する最先端の研究基盤の構築を目指しています。
チームリーダー(主幹研究員) | 河村 直己 |
主幹研究員 | 関澤 央輝 |
研究員 | 新田 清文 |
研究員 | 伊奈 稔哲 |
研究員 | 東 晃太朗 |
研究員 | 鈴木 伸司 |
研究員 | 山神 光平 |
研究員 | 菅 大暉(兼務) |
技術員 | 中村 哲朗 |
技術員 | 三浦 芳樹 |
○吸収分光計測チーム
吸収分光計測チームは、X線吸収微細構造(XAFS)ビームラインであるBL01B1およびBL14B2、赤外物性ビームラインBL43IRを担当しています。これらのビームラインを活用し、材料開発や物性研究など多岐にわたる分野の研究を支援するため、利用者支援業務に取り組んでいます。
また、SPring-8-IIを見据えたビームラインの再編や、利用者の多様なニーズに応える装置の最適化、高度な計測技術の開発にも力を入れています。私たちは、吸収分光法を用いた最先端の研究基盤の構築を目指し、日々活動しています。
チームリーダー(主幹研究員) | 片山 真祥 |
主幹研究員(技術担当) | 加藤 和男 |
主幹技術員 | 大渕 博宣 |
主席研究員 | 本間 徹生(兼務) |
主幹研究員 | 渡辺 剛(兼務) |
テニュアトラック研究員 | LIU Yuwei |
技術員 | 吉岡 千恵子 |
○光電子分光計測チーム
光電子分光計測チームでは、硬X線光電子分光法ビームライン BL09XU(HAXPES I)および BL46XU(HAXPES II)を担当しています。これらのビームラインには、それぞれ異なる特長を持つ4台のHAXPES装置が設置されており、目的に応じた使い分けによって、学術研究のみならず、産業分野も含む幅の広い研究分野での利用支援を行っています。
さらに、潜在的ニーズへの対応、ユーザー利便性の向上、効率的なビームライン運用のため、HAXPESをベースとした新たな測定技術の開発や両ビームライン間での周辺機器および制御系の共通化にも取り組んでいます。
チームリーダー(主幹研究員) | 安野 聡 |
主幹研究員 | 髙木 康多 |
研究員 | SEO Okkyun |
主幹研究員 | 保井 晃(兼務) |
テニュアトラック研究員 | 唐 佳藝 |
技術員 | 藤保 友希 |
博士研究員 | 西原 達平 |
○動的イメージングチーム
動的イメージングチームは、共用ビームラインのBL20XU、BL20B2、BL28B2、BL47XUを担当しています。これらのビームラインにて、SPring-8内外と協力してX線イメージング計測の中核技術であるX線CT、X線マイクロ・ナノイメージングのほか、X線光学素子・画像検出器・画像処理技術等を開発しています。主な取り組みとして、100 keV 以上のエネルギーのX線を用いた高精細イメージング、ミリからナノスケールまでの3D計測を可能とするマルチスケールイメージング、X線回折技術と組み合わせたマルチモードイメージング、10 kHz 以上のX線動画取得を行う超高速度イメージング、などがあります。また、その場観察、オペランド計測にも積極的に取り組んでいます。SPring-8-IIに向けてビームラインや測定技術の高度化・再編を進め、新たなイメージング計測法とその利用方法の構築を目指し活動しています。
チームリーダー(主幹研究員) | 竹内 晃久 |
主幹研究員 | 寺田 靖子 |
主幹研究員 | 星野 真人 |
主幹研究員 | 上椙 真之 |
主幹研究員(技術担当) | 梶原 堅太郎 |
研究員 | 安武 正展 |
研究員(技術担当) | 漆原 良昌(兼務) |
テニュアトラック研究員 | 安東 航太 |
テニュアトラック研究員 | 佐田 侑樹 |
テニュアトラック研究員 | 竹田 裕介 |