研究活動と成果

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研究活動と成果

ビームラインスタッフによる論文発表

平均論文数(2020年):6.46報/年
(JASRIビームラインスタッフについて、各研究員の発表論文数の平均)

※各著者に1論文を割り当てる整数カウント法による。

全JASRI研究系スタッフによる発表論文

JASRI研究系スタッフは、ほぼ全員が学位取得者で、研究活動を行っています。

1995-2022年3月31日の発表論文数 6,664報

国内研究機関のNature Index(2021年)トップ12機関(大学、関連機関を除く)

Nature Indexは、高品質な自然科学系ジャーナル82誌に掲載された原著論文から収集された著者所属情報のデータベースです。国や研究機関の論文出版数や、論文に対する研究機関の貢献度を示す分数カウント等が一覧できます。

Countは論文に同機関・国から1名以上の著者がいる場合、他の共著者の数に関係なく1カウント割り当てられます。Shareは論文の機関・国毎の著者の割合を考慮に入れた数値で、全ての著者が記事に平等に貢献したとみなされます。1論文のShareの合計は最大で1.0です。

原著論文の機関別の年間論文数AC(Article count)
著者分率基準の年間論文数WFC (Weight fraction count)

2021 tablesは2020年1月1日から12月31日までのNature Indexデータに基づいています。

Nature Index 2021 Annual tables2021 tables: Institutions よりデータを抽出して作成

JASRIスタッフによるビームタイム使用

JASRIは共用法第12条に基づいた調査研究の目的でSPring-8・SACLAを利用しています。
下のグラフは、全共用ビームラインのビームタイムのうち、JASRIスタッフが利用した割合です。 これらの課題の約半数は、一般の共同利用同様に課題審査委員会における審査を経て採択された課題で、残りは高度化・調整枠におけるインハウス課題です。

スタッフによるビームタイム使用

JASRIスタッフによる代表的な研究

科学技術助言委員会に意見を求めつつ、SPRUCや利用推進協議会などの利用者団体と連携し、理研と協力して高度化研究を進めています。
JASRIスタッフによる共用ビームラインの高度化、開発研究の成果は、SPring-8/SACLA利用研究成果集 Section Cに定期的に掲載されています。

代表的研究開発例

  • タンパク質結晶回折測定のユーザビリティの向上
  • 窓なし・大気圧軟X線ビームラインを実現
  • X線位相イメージングの実用化
  • 赤外分光でのナノアプリケーションを実現
  • 軟X線分光の磁性研究応用を実現
  • 放射光のパルス特性を生かした時間分割計測
  • 非破壊ナノイメージング手法の実現
  • 光電子分光計測技術のマイクロ化

X線顕微鏡によるネオジム磁石の観察

鈴木基寛研究員
(Acta Mater., 2016)

DVD記録における元素別の役割を解明

尾原幸治研究員
(Adv.Func.Mat., 2012)

昆虫の羽ばたきのメカニズムを解明

岩本裕之研究員
(Science, 2012)

光照射によって"巨大な"磁気の波を発生

大河内拓雄研究員
(Appl. Phys. Express, 2017)

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