第7回SPring-8先端放射光技術による化学イノベーション研究会
/ 第79回SPring-8先端利用技術ワークショップ
「-先端放射光分析が拓く持続可能社会実現のための化学イノベーション-」

日  時:2022年9月13日(火) 13時00分~17時20分 

開催形式:現地(TKP京都四条駅前カンファレンスセンター ホール 8B)にて開催 
    (〒600-8006 京都府京都市下京区立売中之町100-1 四条KMビル8F)   

主  催:SPring-8利用推進協議会(推進協)
(公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)

後援(予定):(一社)近畿化学協会、(一社)触媒学会、(公社)日本セラミックス協会、(公財)日本化学会
   中性子産業利用推進協議会、日本放射光学会、日本XAFS研究会、SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)

趣旨

 本研究会は、「化学イノベーション」を、経済、社会における価値創造のプロセスを大きく変え得る革新的なモノづくりの基盤を提供するために、原子・分子レベルにおける未知の学理を解明し、それに基づき社会システムを革新し得る新材料、新技術、新資源を創出することと定義し、SPring-8の先端放射光技術を活用することで、化学イノベーションの実現を加速あるいは持続的に促進させるための情報交換、人材交流、研究環境の提供を目的としています。
 本研究会では、持続可能な社会を実現するための化学技術に注目し、元素戦略に基づいた自動車排ガス浄化触媒の開発、放射光を利用した排ガス処理や燃料電池等に利用されている金属ナノ粒子触媒の構造解析および有機合成における触媒反応機構研究について紹介します。

プログラム

 13:00-13:05 開会挨拶
  研究会主査 高谷 光(帝京科学大学/分子科学研究所)
座長 高谷 光
(帝京科学大学/分子科学研究所)
 
 13:05-14:05 元素戦略的自動車排ガス浄化触媒の開発
  田中 庸裕(京都大学)
 14:05-14:20 休憩
 14:20-15:00 Autocatalyst Development - Fundamental Understanding for Catalyst Design -
  長岡 修平(ジョンソン・マッセイ・ジャパン)
 15:00-15:40 XAFSを用いた金属ナノ粒子触媒のin situ/operando分析
  山本 旭(京都大学)
 15:40-15:55 休憩
座長 本間 徹生(JASRI)  
 15:55-16:35 XAFSを用いたフロー合成コアシェル型ナノ粒子触媒の精密構造解析
  橋口 雄太(UBE(株))・中村 功(AIST)・本間 徹生(JASRI)・松下 敏之(UBE(株))
村山 美乃(九州大学)・徳永 信(九州大学)・藤谷 忠博(AIST)
 16:35-17:15 均一系触媒反応機構研究におけるXAFSの活用と高度化
  植竹 裕太(大阪大学)
 17:15-17:20 閉会挨拶
  山口 章(JASRI)

参加方法

参加申し込みは締め切りました。当日受付もしております。お問い合わせは、事務局までご連絡ください。

定員:80名程度

 参加費:無料

申込み締切:2022年9月6日(火)17:00

問い合わせ先

(公財)高輝度光科学研究センター
産業利用・産学連携推進室 本間 徹生(honma@spring8.or.jp
SPring-8利用推進協議会研究会事務局(suishin@spring8.or.jp
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
TEL 0791-58-2785  FAX 0791-58-2786
SPring-8利用推進協議会 URL http://www.jasri.jp/iuss/