第5回SPring-8先端放射光技術による化学イノベーション研究会
/ 第62回SPring-8先端利用技術ワークショップ
「先端放射光分析が拓く低炭素社会実現のための化学イノベーション」

日 時:2021年7月9日(金) 13時10分~17時20分 

開催形式:対面式(TKP京都四条烏丸カンファレンスセンター 2F ホール2A)とオンラインによるハイブリット開催
     オンラインツール:Cisco社Webex Eventsによるオンライン配信予定

主 催:(公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
 SPring-8利用推進協議会(推進協) 

後 援(予定):(一社)近畿化学協会、(一社)触媒学会、(公社)日本セラミックス協会、(公財)日本化学学会
    中性子産業利用推進協議会、日本放射光学会、日本XAFS研究会、SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)

趣旨

 本研究会は、「化学イノベーション」を、経済、社会における価値創造のプロセスを大きく変え得る革新的なモノづくりの基盤を提供するために、原子・分子レベルにおける未知の学理を解明し、それに基づき社会システムを革新し得る新材料、新技術、新資源を創出することと定義し、SPring-8の先端放射光技術を活用することで、化学イノベーションの実現を加速あるいは持続的に促進させるための情報交換、人材交流、研究環境の提供を目的としている。
 今回の研究会では、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO₂ )を削減するための化学技術に注目し、CO₂ 循環システム、環境にやさしいものづくり、および放射光を利用した人口光合成やCO₂ 変換に関わる触媒開発について紹介する。

プログラム

 13:10-13:15 開会挨拶
  研究会主査 高谷 光(京都大学)
座長 高谷 光(京都大学)  
 13:15-14:15 “ビヨンド・ゼロ”社会実現に向けたCO₂循環システムの研究開発
  藤川 茂紀(九州大学)
 14:15-14:30 休憩
 14:30-15:00 静岡大学からのお便り:10年間研究して、ちょっと分かったこと~グリーンものづくり~
  間瀬 暢之(静岡大学)
 15:00-15:30 高活性固定化触媒の開発と省資源型有機変換反応への応用
  山田 陽一(理化学研究所)
 15:30-15:45 休憩
座長 本間 徹生(JASRI)  
 15:45-16:15 金属錯体と半導体による人工光合成
  関澤 佳太((株)豊田中央研究所)
 16:15-16:45 触媒前駆体中の銅配位構造に着目した二酸化炭素水素化触媒の開発
  多田 昌平(茨城大学)
 16:45-17:15 CO₂ 水素化の選択性の制御因子について
  宍戸 哲也(東京都立大学)
 17:15-17:20 閉会挨拶
  山口 章(JASRI)

参加方法

申込方法:
参加申し込みは締め切りました。

定員:70名程度
会場参加:20名程度(会場席数の1/2程度を上限とする)
WEB参加:50名程度

申込み締切:2021年7月2日(金)17:00(予定)

問い合わせ先

(公財)高輝度光科学研究センター
産業利用・産学連携推進室 本間 徹生(honma@spring8.or.jp
SPring-8利用推進協議会研究会事務局(suishin@spring8.or.jp
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
TEL 0791-58-2785  FAX 0791-58-2786
SPring-8利用推進協議会 URL http://www.jasri.jp/iuss/