SPring-8材料構造の解析に役立つ計算科学研究会(第1回) ―放射光ユーザーのためのスパコンへの道しるべ―


  多自由度系の物理および化学モデルや非線形応答に基づく現象を数値的に解明する研究分野である計算科学は、スパコンを用いる高性能計算技術の進歩により、電池や触媒、高分子材料など、実用可能な材料設計に用いられるようになってきた。また、材料開発への最新の計算物質科学の適用にも期待が高まっている。今回は、計算物質科学の手法を概観し、その開発に放射光利用技術が必須となっている電池材料分野において、シミュレーション手法が有効に用いられた例の数々を紹介する。


主催: SPring-8 利用推進協議会 研究開発委員会
共催: (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
協賛:

(一財)高度情報科学技術研究機構、(株)アフィニティサイエンス、
(株)コンカレントシステムズ、(公財)計算科学振興財団、(公社)日本化学会、
国立研究開発法人理化学研究所計算科学研究機構、コンフレックス(株)、
中性子産業利用推進協議会、日本中性子科学会、日本放射光学会、
光ビームプラットフォーム、計算物質科学イニシアティブ CMSI_logo

日時: 2015年7月28日(火曜日) 13:00―17:10(研究会) 17:20―19:20(技術交流会)
場所: 研究社英語センタービル 地下2階大会議室(技術交流会:地下1階 中会議室)
〒162-0825 新宿区神楽坂1-2 電話:03-3269-4331
アクセス:

JR中央線飯田橋駅 西口、または地下鉄飯田橋駅 B3出口より徒歩3分
アクセスマップ:http://www.kenkyusha.co.jp/modules/11_meetingroom/


プログラム

 
座長 中田 謙吾
13:00―13:10
開会挨拶と趣旨説明
 
研究会主査 横山 和司(兵庫県立大学)
13:10―14:10

MateriApps LIVE! を用いた物質科学計算

加藤 岳生(東京大学)
14:10―14:50
燃料電池自動車用高分子電解質の分子シミュレーション

諸星 圭(トヨタ自動車(株))

14:50―15:10
休憩
 
座長  佐野 則道
15:10―15:50
京コンピュータを利用した、第一原理分子動力学計算による
リチウムイオン電池負極被膜形成過程の研究
  奥野 幸洋(富士フイルム(株))
15:50―16:30
第一原理計算により設計を行った長寿命リチウムイオン電池用正極材料
西島 主明(シャープ(株))
16:30―17:00
産業利用に役立つ第一原理計算コードの選びかた
中田 謙吾(JASRI)
17:00―17:10
閉会挨拶
  山川 晃(JASRI)
17:20―19:20
技術交流会
SPring-8での課題申請についての個別相談、有用な情報交換の場などとして
ご活用下さい。

定  員: 70名(聴講無料、定員になり次第締め切ります。)
申  込:

定員に達しましたので締め切りました。

申込締切:  定員に達しましたので締め切りました。
技術交流会: 参加費 (1,000円) ※当日受付でお支払い下さい。
申込先: e-mail:com-sci@spring8.or.jp FAX:0791-58-0830
問合せ先: (公財)高輝度光科学研究センター
産業利用推進室 佐野 則道 (sanon@spring8.or.jp
SPring-8利用推進協議会研究会事務局(suishin@spring8.or.jp
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
TEL 0791-58-0924  FAX 0791-58-0830
SPring-8利用推進協議会 HP URL http://www.jasri.jp/iuss/