本研究会は大型放射光施設SPring-8の放射光を利用した分析技術の環境分野への応用を図ることを目的とした研究会で、廃棄物学会関西支部、土木学会環境工学委員会との共催、および関連学協会の協賛により開催されます。今回の研究会では地球温暖化問題、SPring-8における蛍光X線分析技術の動向紹介から最先端の環境課題の解析事例まで広くご紹介して戴きますので、多数の方のご来聴を歓迎します。 |
主 催: |
SPring-8利用推進協議会 研究開発委員会 |
共 催: |
廃棄物学会 関西支部 、土木学会環境工学委員会 |
協 賛: |
関西分析研究会、X線分析研究懇談会、環境分析研究懇談会、分析化学会近畿支部 |
後 援: |
(財)高輝度光科学研究センター(JASRI) |
日 時: |
2008年1月28日(月) 13:00~16:45(研究会) 17:00~18:30(技術交流会) |
場 所: |
大阪科学技術センター 8F 小ホール 〒550-0004大阪市西区靭(うつぼ)本町1-8-4 Tel:06-6443-5324 交通 地下鉄四ツ橋線「本町駅」下車28番出口北へ徒歩3分 地図 http://www.ostec.or.jp |
プログラム |
13:00~13:05 |
研究会代表挨拶 |
武田 信生 (立命館大学) |
13:05~13:45 |
「廃棄物処理と地球温暖化」 |
武田 信生 (立命館大学) |
13:45~14:30 |
「SPring-8の蛍光X線分析技術と環境分析」 |
寺田 靖子 (JASRI) |
14:30~15:00 |
「放射光マイクロビームを用いた植物中の重金属分布状態」 |
西岡 洋 (兵庫県立大学) |
ある種の植物は体内に高濃度の重金属を集積することが知られている。複数の重金属の分布状態を器官や細胞レベルで詳細に調べるためには放射光マイクロビームによるイメージングが最適である。鉛を集積するシシガラというシダ植物を例にとり、BL37XUでの測定結果を紹介する。 |
15:00~15:20 |
(休 憩) |
15:20~15:50 |
「XAFSによる微生物と銀イオンの相互作用についての検討」 |
小西 康裕 (大阪府立大) |
銀イオンによる抗菌メカニズムの解明に向けて、溶液中の銀イオンが微生物細胞に補修される現象に着目し、細胞内に補修された銀の化学形態をSPring-8におけるXAFS測定により検討した。 |
15:50~16:20 |
「自動車用排ガス浄化触媒のin situ real-time XAFS分析」 |
堂前 和彦 (豊田中研) |
排ガス浄化触媒に用いられる貴金属元素の状態変化をin situ XAFS法を用いて実時間測定した。これにより、貴金属と担体酸化物の反応や触媒活性と貴金属状態の相関が見えてきた。 |
16:20~16:40 |
「SPring-8における産業利用状況と利用法の紹介」 |
橋本 保 (JASRI) |
16:40~16:45 |
閉会の挨拶 |
永田 正之 (JASRI) |
17:00~18:30 |
技術交流会 場所:7Fレストラン サイエンスクラブ |
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研究会に引き続き技術交流会を実施致します。名刺交換、技術相談、意見交換等ご自由に参加戴き交流の場として活用下さい。(参加費:1000円) |
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申込締切: |
1月18日(金) |
定員: |
70名(参加費無料) |
申込方法: |
下記 WEBページよりお申し込みいただくか https://support.spring8.or.jp/event/announce/kankyo_080128_form.html(1月18日をもって申込は締め切りました) 以下を記入してe-mail又はFAXで1月18日(金)までにお申込みください。 (参加費無料。但し、定員70名になり次第締切とさせて頂きます。)
件名:第8回環境評価研究会 を明記下さい。 1)氏名 2)フリガナ 3)所属 4)職名 5)連絡先(住所、e-mail、電話) 6)技術交流会[参加費:1000円]に(参加するor 参加しない)
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参加申込先: |
環境評価研究会(第8回)申し込み先 メールアドレス:kankyo-ken@spring8.or.jp FAX 0791-58-0988 |
問合せ先: |
(財)高輝度光科学研究センター 産業利用推進室 荒木実穂子(araki@spring8.or.jp)、橋本 保(hashimot@spring8.or.jp) 〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1 TEL 0791-58-0924、FAX 0791-58-0988 SPring-8利用推進協議会HP URL http://www.jasri.jp/iuss/ |