2006年1月20日
ご関係各位
 
SPring-8利用推進協議会 研究開発委員会
(財)高輝度光科学研究センター
■SPring-8利用推進協議会 研究開発委員会
  SPring-8産業利用研究会(第15回)のご案内
 「SPring-8におけるin situ実験」
 

 

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
第15回SPring-8産業利用研究会を以下のように開催します。今回は、(財)高輝度光科学研究センターと共催して、「SPring-8におけるin situ実験」のテーマで、様々な実験装置の工夫を取上げました。参加ご希望の方は、下記の申込み先に、ご氏名、ご所属をお知らせ下さい。
多数の皆様、奮ってご参加下さい。
敬具
日 時: 2006年2月24日(金) 13:30~17:05
場 所: メルパルクOSAKA ラマージュ(4階)   TEL:06-6350-2111
JR新大阪駅徒歩7分

http://www.mielparque.or.jp/osk/osk01.html
【概要】 本研究会では、測定・観察したい試料周りの工夫により、製造環境下あるいは試験環境下を再現することで放射光利用実験を行った研究事例を取り上げて紹介します。放射光利用実験に於いて、どこまで試料環境を工夫できるか、共通ユーティリティは何があり、どの程度利用できるか、あるいは、時間スケールや空間スケールはどの程度まで可能か、などを主眼に置いたお話を頂くことで、これまでのユーザー相互だけでなく、これからご利用しようとお考えの方々に於いても情報共有して頂き、産業界に於ける新たな利用展開への良いきっかけとなることを期待しています。
1.
ご挨拶
(財)高輝度光科学研究センター 永田 正之
2.
時分解X線回折による溶接金属急冷凝固過程のin situ観察 [13:35~14:00]
住友金属工業(株) 米村 光治
3.
エネルギー分散XAFSを用いた水溶液中でのPt触媒の酸化還元過程の直接観察 [14:00~14:25]
日本電気(株) 今井 英人
4.
Bi系酸化物超電導線材の焼結過程の解析 [14:25~14:50]
住友電気工業(株) 飯原 順次
5.
MOCVD薄膜半導体結晶成長過程のin situ観察 [14:50~15:15]
(財)高輝度光科学研究センター 渡辺 義夫
コーヒーブレークおよび技術相談 [15:15~15:35]
6.
サンビームのその場計測用ガス設備 [15:35~16:00]
関西電力(株) 出口 博史
7.
放射光を用いたゴム材料の解析・開発 [16:00~16:25]
SRI研究開発株式会社 岸本 浩通
8.
共用ビームラインにおけるin situ実験の現状 [16:25~16:50]
(財)高輝度光科学研究センター 佐藤 真直
9.
SPring-8利用制度の紹介 -より広く充実してご利用いただくために- [16:50~17:05]
(財)高輝度光科学研究センター 古宮 聰
 
※ 尚、終了後、意見交換会を同会場の5階 ラ・シェノウ にて行います。(自由参加)
 
以上

○定員:40名(先着順)
○申込方法:ご氏名、所属、連絡先e-Mailアドレスを、2月10日までに、以下にお送り下さい。
     (財)高輝度光科学研究センター 産業利用推進室 竹内 やよい takeuchi@spring8.or.jp