第2回NanoTerasu利用説明会
第2回NanoTerasu利用説明会
~今始まったNanoTerasu、First Beamからの成果創出 in京都~
日 時:2024年8月23日(金)13時00分~17時00分
会 場:京都烏丸コンベンションホール(〒604-8162 京都市中京区烏丸通六角下る七観音町634)
https://www.karasuma.conventionhall.jp/access.html
主 催:公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)
一般財団法人光科学イノベーションセンター(PhoSIC)
後 援:文部科学省、日本放射光学会、SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)、SPring-8利用推進協議会(推進協)、NanoTerasu利用推進協議会、NanoTerasuユーザー共同体
趣旨
本説明会は年間4回(7/18:東京、今回、9/5:福岡、10/4・5:仙台)の開催を予定し、その第2回目となります。
内容については共用ビームラインの整備やコアリションビームラインの成果などはアップグレードされる予定です。
3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuは、我が国初の第四世代光源の放射光施設として建設され、2024年4月より利用が開始されており、2025年3月からは本格的共用が開始されています。この軟X線領域を中心とした光源性能の高さから、触媒化学や生命科学、磁性・スピントロニクス、高分子科学などの分野における機能可視化により、新材料・デバイスの創出などが期待されています。
NanoTerasuは、我が国の科学技術の進展と国際競争力強化への貢献、さらにはリサーチコンプレックス形成の核となることが求められており、そのために大型研究施設としては初の官民地域パートナーシップにより整備進められ、運用されています。
NanoTerasuでは、この特長を活かし、先端科学の開拓と新たな研究開発シーズの創出を目指す共用利用と、多くの企業、学術機関、そして地域からの社会課題解決のニーズに応えて、イノベーションを生み出すコアリション利用という2つの利用制度を用意し、その負託に応えることとしています。
今回、東京での第1回開催を受け、関西地区のNanoTerasuの潜在利用者にむけ成果の紹介と共に、共用BL課題申請の流れ、さらには、コアリション利用とリサーチコンプレックス形成についての説明も行い、活用の一助になるよう利用説明会を開催します。
プログラム(予定)
進行:JASRI:ナノテラス事業推進室 室長
時間 | タイトル | 講演者 |
13:00~13:10 | 「主催者代表挨拶および趣旨説明」 | 大石 泰生(JASRI:ナノテラス事業推進室長) |
13:10~13:25 | 「NanoTerasuに期待すること」 | 梅津 太紀 (文部科学省:研究環境課 総括・交流係長) |
13:25~13:45 | 「NanoTerasuの概要について」 | 高橋 正光(QST:NanoTerasuセンター長) |
13:45~14:05 | 「NanoTerasuコアリションビームラインと最近の成果について」 | 中村 哲也 (PhoSIC:ビームライン部/東北大学 :国際放射光イノベーション・スマート研究センター教授) |
14:05~14:35 | 「NanoTerasu共用ビームラインの整備状況について」 | 宮脇 淳(QST:NanoTerasuセンター 主幹研究員) |
14:35~14:50 | 休憩 | |
14:50~15:20 | 「NanoTerasu共用利用の課題申請・利用方法について」 | 木村 滋(JASRI:利用推進部長) |
15:20~15:50 | 「NanoTerasuコアリション利用とリサーチコンプレックスについて」 | 河村 純一(PhoSIC:副理事長) |
15:50~15:55 | 「閉会挨拶」 | 川上 伸昭(QST:NanoTerasu総括事務局長) |
15:55~17:00 | 技術交流会(個別に利用などに関する相談) |
申込方法
募集定員:150名程度(定員に達し次第締め切ります)
参加費:無料
参加登録:参加申込は締め切りました。当日受付等は、事務局へお問い合わせください。
申込締切:2024年8月16日(金)12:00(予定)
参加対象:放射光を活用した研究・成果創出を考えている企業/大学研究者や研究企画に類する部門に所属する方
問い合わせ先
(公財)高輝度光科学研究センター 利用推進部 普及情報課(jasri-event@jasri.jp)
TEL 0791-58-2785