SPring-8 ヘルスケア研究会 (第14回)
‐コラーゲンとゼラチンの科学と放射光‐

主 催: SPring-8 利用推進協議会 研究開発委員会
共 催: (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
協 賛: 中性子産業利用推進協議会、日本食品工学会、食品ハイドロコロイド研究会
日 時: 2013年7月29日(月曜日)13:00-17:10(研究会)、17:15-19:00(技術交流会)
会 場: (社)日本化学会 化学会館 7F ホール(研究会)、5F 501A会議室(技術交流会)
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5
アクセス: JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅  御茶ノ水橋口 徒歩3分
アクセスマップ:http://www.chemistry.or.jp/kaimu/office/map.html

概  要:  今回の研究会では、暮らしに身近なゼラチンやその原料であるコラーゲンを例に、食品ゲルの有用な特性を発現させる微視的構造理解の考え方を学びます。コラーゲンは人間を含む動物の体内にあるタンパク質で、体全体や臓器の支持、補強、結合、境界面形成の役割を担っています。コラーゲンは体内で働くだけでなく、古代より膠として、また近代以降はゼラチンとして写真乳剤、食品、化粧品、医薬品など、人間生活に様々に利用されています。放射光利用計測技術は、分子構造や高次構造を詳細に観察する道具として、これらの多様な製品技術の開発において有用性を増しています。

プログラム
13:00~13:10 開会挨拶
研究会主査 吉田 博久(首都大学東京)
13:10~14:00 コラーゲンとゼラチンの機能と特性、食品への応用
三舛 正幸(新田ゼラチン(株))
14:00~14:50 食品ハイドロコロイドの構造と物性
熊谷 仁(共立女子大学)
14:50~15:05 休憩
15:05~15:45 X線回折法によるコラーゲン高次構造の解析および制御
本郷 千鶴(神戸大学)
15:45~16:25 真空紫外円二色性を利用したゼラチンのエイジングの観察
槇 靖幸(群馬大学)
16:25~17:05 産業用ビームラインBL19B2でのX線小角散乱実験
佐藤 眞直(JASRI)
17:05~17:10 閉会挨拶
山川 晃(JASRI)
17:15~19:00 技術交流会
(名刺交換、講師・JASRI職員との対話の場としてお気軽にご参加ください。)

定  員: 70名(聴講無料、定員になり次第締め切ります)
申  込: 申し込みは締め切りました。
*当日参加は受付しております。参加ご希望の方は、直接会場へお越しください。
申込締切: 申し込みは締め切りました。
※ご参加をご希望の方は、事務局までお問い合わせください。
技術交流会: 参加費 (1,000円)

[申込み先] E-mail: healthcare-ken@spring8.or.jp  FAX:0791-58-0830
[問合せ先] (公財)高輝度光科学研究センター 
産業利用推進室  佐野 則道(sanon@spring8.or.jp
             事務局代表(suishin@spring8.or.jp
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
TEL 0791-58-0924 FAX 0791-58-0830
SPring-8利用推進協議会HP URL http://www.jasri.jp/iuss/