SPring-8利用推進協議会 ガラス・セラミックス研究会第4回
―放射光を用いてエネルギーに係る機能材料の分析・評価―
のご案内
 
  ガラスやセラミックス材料を製品化するための研究開発には、これらの材料の機能性を分析・解析する評価計測技術の構築が求められています。熱物性や機械物性そして光物性等の機能発現は、材料の電子や原子・分子構造の振る舞いに左右されています。ガラス・セラミックス分野の材料の電子や原子・分子構造を調べる手段の、SPring-8の放射光を用いた分析・解析手法として、ガラスやセラミックス材料への適用が期待されています。
 今回は、基調講演として2次電池開発における最新の成果を報告頂き、放射光を用いた事例紹介として、電池材料の評価、化学状態を評価する分析・解析手法ならびエコタイヤ中の無機ナノ粒子の分散状態の計測方法について紹介します。
 多数の方々のご参加を歓迎いたします。
主 催: SPring-8 利用推進協議会 研究開発委員会
共 催: (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
協 賛: 中性子産業利用推進協議会、(公社)電気化学会関西支部、日本セラミックス協会関西支部
日 時: 2013年3月14日(木)
13:00~17:25(研究会)17:30~19:00(技術交流会)
会 場: 大阪科学技術センター B101号室
〒550-0004 大阪府大阪市西区靭本町1丁目8番4号
アクセス: アクセスマップ: http://www.ostec.or.jp/ostec-room/html/access/access.html

プログラム:
13:00~13:05 開会挨拶
ガラス・セラミックス研究会主査 辰巳砂 昌弘(大阪府立大学)
13:05~14:10 ガラス系固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池の開発
辰巳砂 昌弘(大阪府立大学)
14:10~14:40 蓄電池材料分析のXAFSによるアプローチ
中西 康次(京都大学)
14:40~14:55 (休憩)
14:55~15:45 X線発光分光による化学状態の評価
伊藤 嘉昭(京都大学化学研究所)
15:45~16:25 高エネルギーX線を用いたコンプトン散乱による蓄電池及び蓄電池材料等の分析評価
櫻井 吉晴(JASRI)
16:25~16:30 (休憩)
16:30~17:10 ナノ粒子充填ゴムにおける時空間構造解析
岸本 浩通(住友ゴム工業株式会社)
17:10~17:25 閉会挨拶
山川 晃(JASRI)
17:30~19:00 技術交流会(7階レストラン) 参加費1,000円
名刺交換、意見交換などご自由にご参加いただく交流の場として活用ください。

定  員: 60名(聴講無料、定員になり次第締め切ります。)
申  込: 事前申し込みは締め切りました。
※締切日を過ぎましたが受付いたしますので、ご希望の方は下記事務局へご連絡ください
*当日参加の受付もいたしております。参加ご希望の方は、直接会場へお越しください。
申込締切: 事前申し込みは締め切りました。
技術交流会: 参加費 (1,000円)
名刺交換、講師、JASRI職員との対話の場としてお気軽にご参加下さい。
申込み先: E-mail: glass-ken@spring8.or.jp FAX:0791-58-0830
問合せ先: JASRI産業利用推進室 事務局代表(suishin@spring8.or.jp
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
TEL 0791-58-0924 / FAX 0791-58-0830
SPring-8利用推進協議会HP http://www.jasri.jp/iuss/ (活動状況など)
以 上