SPring-8ガラス・セラミックス研究会(第1回)

  ガラスやセラミックス材料を製品化するための研究開発には、これらの材料の機能性発現を分析・解析する評価計測技術の構築が求められています。熱物性や機械物性そして光物性等の発現は、材料の電子や原子・分子構造の振る舞いに左右されています。これらの電子や原子・分子構造を調べる手段として、SPring-8の放射光を用いたXAFS分光法による構造解析が有力な分析・解析手法として、ガラスやセラミックス材料への適用が期待されています。今回は、XAFS分光法をガラスやセラミックス材料に適用した話題をご紹介します。多数の方々のご来聴を歓迎いたします。
 
主 題: ガラス・セラミックス材料の機能発現を分析・解析するためのXAFS分光法の利用
主 催: SPring-8利用推進協議会 研究開発委員会
共 催: (財)高輝度光科学研究センター
日 時: 2010年8月27日(金)13:10~17:25(研究会)17:40~19:00(技術交流会)
会 場: きゅりあん 6階大会議室(〒140-0011東京都品川区東大井5-18-1)
アクセス: http://www.shinagawa-culture.or.jp/
 
プログラム:
13:10~13:15 開会挨拶 ガラス・セラミックス研究会主査
辰巳砂 昌弘(大阪府立大学)
13:15~13:55 SPring-8の産業利用とガラス・セラミックス材料への適用
梅咲 則正(JASRI)
13:55~14:35 XAFSの産業利用への適用
大淵 博宣(JASRI)
14:35~15:15 ガラス・セラミックス研究におけるXANESの応用
岡島 敏浩(九州シンクロトロン光研究センター)
15:15~15:30 休憩
15:30~16:00 ソーダライムガラス中の鉄イオンの構造解析 ― XAFS解析からの試み
長嶋 廉仁(日本板硝子(株))
16:00~16:30 光ファイバー材料のXAFS法による構造解析
飯原 順次(住友電気工業(株))
16:30~17:00 in situ XAFSを用いた酸化物セラミックス材料の研究 ― 燃料電池特性としての酸素拡散と安定性 ―
伊藤 孝憲(AGCセイミケミカル(株))
17:00~17:30 「LaTiO2N系酸窒化物顔料のTi周りの局所構造・電子状態解析」
森賀 俊広(徳島大学大学院)
17:30~17:35 閉会 挨拶
山川 晃(JASRI)
17:45~19:00 技術交流会

定  員: 80名(聴講無料、定員になり次第締め切ります。)
申込方法: 申込ページ https://support.spring8.or.jp/event/glass_100827_form.html
※ E-mailでお申込みされる場合、以下の必要事項をご記入のうえ、申込み先E-mailアド
レスへお送り下さい。件名:「第1回ガラス・セラミックス研究会」を明記してください。
(1)参加者氏名、(2)フリガナ、(3)所属機関名、(4)所属部署、職位、(5)住所、
(6)連絡先(電話、E-mail)、(7)技術交流会に(参加するor参加しない)
申込締切: 2010年8月20日(金)
技術交流会: 参加費 (1,000円)名刺交換、講師、JASRI職員との対話の場としてお気軽にご参加下さい。
申込み先: E-mail: glass-ken@spring8.or.jp FAX:0791-58-0830
問合せ先:
JASRI産業利用推進室 梅咲則正(umesaki@spring8.or.jp
  中塚栄子(eiko-nakatsuka@spring8.or.jp
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
TEL 0791-58-0924、FAX 0791-58-0830
SPring-8利用推進協議会HP URL http://www.jasri.jp/iuss/